口腔内スキャナーデータ作成
当社の口腔内模型やレントゲンフイルムのデジタル化保管システムは、今後、歯科医院の模型や撮影済のレントゲンフイルム等をデジタル変換して自院のPCに保管することで診療室の限られた空間を有効に利用できるようになる。
A)従来の資料保管方法



B)光学スキャナー計測方法の流れ
1)計測風景 2)3D光学スキャナー片顎模型計測台に置く 3)計測中 4)上顎模型計測台に置く 5)計測中 6)3D仮計測結果 7)上下顎各計測点決定 8)3D回転で位置確認 9)PC保存先決定 10)3Dデジタル完成模型正面観 11)3Dデジタル完成模型右側側面観 12)3Dデジタル完成模型左側側面観
C)レントゲン写真のデジタル化のための撮影



診療情報のデジタル化保管システムがなぜ必要か
歯科診療所には診療録、医療文書、歯科材料、薬品、歯科医療機器、備品及び口腔石膏模(模型)などがあり、医療法で適正に保管する必要が求められている。しかし、地震などの災害対策、院内の貴重なスペースの有効活用、模型管理のコスト削減などを考慮すると診療所の限られた空間にこれらをすべて適正に現物を保管することは現在難しくなっている。
特に保管場所を多くとる模型は、最近のデジタル化の技術を利用して自動化された光学スキャンで模型をSTLにデジタル変換してPCに保管することが可能となっている。
また撮影済のレントゲン写真フイルムもデジタル撮影してPCに保管することができ、診療室空間を有効に活用できる利点がある。同時に、長期に医療情報を安全にPCに保管し必要な時、即座に使用できるなど資料のデジタル化は歯科業界から益々求められています。
スキャナーの利用価格
上下顎 | 3,000円(税別) |
上下顎(模型を破棄する場合) | 1,000円(税別) |
3Dプリンター(フォーム3B)
Form 3Bは、生体適合性材料用に最適化された高度なデスクトップ3Dプリンターです。私たちの正確で信頼性の高いエコシステムは、STLデータを数回クリックするだけでより高速なワークフローが実現します。

STLデーターのプリントの手順

1.スキャン
口腔内スキャナーを使用して患者のSTLデータを収集します。スキャンデジタルデータを依頼書ともに当社に送信または送付して頂きます。

2.設計
仮想設計が行われるCADソフトウェアにスキャンデータをインポートします。

3.印刷
設計したCADファイルを印刷設定用のPreForm印刷準備ソフトウェアにインポートし、Formlabsプリンターに簡単に送信します。

4.仕上げ
洗浄、乾燥、および硬化して印刷部品を完成させます。
デジタルアプライアンス生産のための簡単な選択
口腔内印象を無くしてデジタル化することは、感染予防の観点から最も有効な手段です。また印象材や石膏等の医療廃棄物を無くすることなどで診療室環境を格段に清潔に保つことが考えられます。さらにアプライアンス作製が正確になることが考えられています。
フォーム3B利用価格
上顎、下顎別で1個9,000円(税別)送料別でプリントします。
足元の有害な物質の除去装置
ユケアマット(U CARE MAT)韓国製
鹿児島は桜島噴火により降灰が度々あります。診療室を清潔にするには苦労が多いと思います。外からの有害物質の除去に効果を発揮してくれる装置です。


使用例